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【能の誘い】30回 いわむら城址薪能 新作能「覇王」



第30回 いわむら城址薪能 新作能「覇王」


   

女城主の城下町として名高い地「岐阜県恵那市岩村」
岩村城は、天下統一の切符を手にすると言われた歴史上戦国の激戦地として、壮絶なドラマのある城です。
来る8/23(土)、いわむら城址で行われる薪能は、鎮魂の意味も込められ、今年で30回を迎えるそうです。

今から400年ほど遡る実際にあったお話です。

「天下布武」を掲げた信長は、早くからこの城を欲しがり、若く美しい叔母を政略結婚させ、
さらに最愛の子「御坊丸」も人質に渡すほどの入れ込みでした。
やがてその叔母は夫を失い、女城主となります。

信長の宿敵、武田信玄も勿論この城を欲しがり、
信玄亡きあと武田勝頼の時代に武田方の秋山氏が岩村に攻め上ります。

日本三大山城と言われる頑強な岩村城は中々陥落せず、
兵糧攻めとなり、和平の条件に美しい女城主を妻にすることを要求されます。
彼女は城内の猛反対を押し切り、 家来や領民を助けるために妻となる事を受け入れます。

その前夜、恋しい亡夫を想い、「砧」という能を舞います。
「砧」は恋しい夫を想って、寂しく砧を打つお話です。

小説や、日本酒銘にもなった女城主の哀話です。
毎年、いわむら城眦薪能では彼女の鎮魂のために、必ず「砧」が舞われます。

しかしその後、秋山氏との生活は決して不孝なものでもなく、
秋山修理夫人となった彼女は、夫に尽くすようになりますが、やがて壮絶な事件が…

▼いわむら城址薪能のフェイスブックページ
https://www.facebook.com/Iwamura.Takigi.noh?fref=ts


信長にとっての宿敵武田方の武将の妻となり、さらには最愛の御坊丸が人質になっては、
信長が秋山と修理夫人に怒り狂うのは用意に想像できます。

信長は大軍で攻め立てますが、やはり難攻不落の山城。
信長は叔母に密書を送り、
”織田方につけば城の者には一切手出ししない。秋山と叔母上も、ごっそり城を抜け出るが良い”と。
誠と信じた修理夫人、抜け出したところで秋山ともに待ち伏せて捕らえられ、城内のものも皆殺しにされます。
秋山夫婦は長良川で逆さはりつけにされ、修理夫人は信長を恨んで罵倒しつつ、処刑されたと言います。

この信長の虐殺は、江戸時代までは有名な話。
本能寺で明智の謀反に命を落とすのは、この報いと言われた程です。

さて今回、いわむらの地元の方の原案の「覇王」と言う物語を
椙山女子大の飯塚教授に作っていただき、辰巳満次郎氏が能として息を吹き込んだものが新作能「覇王」。

戦国の世に呑まれて散った彼らの「鎮魂」として、
また、能が本来持っている鎮魂や祈りの魂を信じて、歴史上の地にてこれが舞われます。
ぜひ、この歴史をご自身の目でお確かめいただければと思います。


 いわむら城址薪能 新作能「覇王」
 日時 : 2014年8月23日(土) 午後5時30分開始(午後4時30分会場)
 場所 : 岩村歴史資料館前広場(岐阜県恵那市岩村町98)
 料金 : 大人=(前売り)3,000円、(当日)3,500円 中高生=1,000円
 主催 : いわむら城址薪能実行委員会
 問合 : 町並みふれあいの舘(電話:0573-43-4622)

▼「とこわかの会」では、鑑賞ツアーをご案内しています
http://blog-tokowaka.tumblr.com/post/93212604473

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Tag : 着物 美道楽 岩村城 いわむら城址 辰巳満次郎 信長

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